問い合わせ先 西村(📱携帯: 090-1149-4326、✉メール: お問い合わせへ)
日程 | 8月8日(朝)~8月12日(夕) |
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募集対象 | 小六~中三 |
募集定員 | 10名(先着順) |
募集期間 | 6月20日~7月12日 |
参加費用 | 26,000円+登録料2,000円 |
子共会議 | 7月16日(月・祝) 午後1時半~4時 |
かつて24泊の『熱田』という伝説の企画があった。
小屋の軒先に支柱を立ててトタンを葺いて食堂とカマド場を設け、五右衛門風呂には屋根がなかった。電灯と冷蔵庫はあるものの、便利な電気製品やガスコンロなどなかった。燃料はすべてマキ、前年に切り出して乾かしたものを、毎日割らなければならない。食事を作ってくれる人もおらず、お釜でのご飯炊きに失敗してベチャ飯になっても、おかずが少なくてまずくても、誰にも文句を言うことができない。 ただそれを食べるしかない。モタモタしていると、朝・昼・晩の食事を作るだけで終わってしまう。生活していくための仕事を、仲間と協力してテキパキと片づけ、川に泳ぎに行ったり、山に登ったり、「お祭り」をしたりと、遊ぶことはたくさんあった。
そう、『熱田』での生活はすべてを自分たちの責任で一から創っていかねばならなかった。でも、なぜか楽しくて、最後の日が来ても大阪に戻りたくなくなっていた。それどころか、また次の年もきてしまう『ふるさと』となっていた。
弓河内集落から曳田川8キロ上流に民家5軒の杣(そま)小屋集落がある。1軒の空き家をお借りして、自分たちで生活を創ってもらう。調理と風呂はマキ。スパーンと一発で割れたら気持ちがいいぞ~。それに、渓流の曳田川は奇岩群や淵が連続している。集落の真下には魚止滝、さらに上流には滝が大小いくつもあり、シャワークライミングのメッカだ。遊び場には事欠かない。
でも、仲間と協力してしっかり仕事をしないと遊べないよー。
保護者の方へ
■「いなば西郷自然教室:杣小屋班」につきまして
11年間続けた「智頭自然教室」に代わり、2年前に鳥取市河原町西郷地区にフィールドを移して弓河内集落において低学年対象(小二~小五)の企画を始め、昨年から最上流の杣小屋集落おける高学年対象(小五~中三)企画が加わり、それぞれを「いなば西郷自然教室:弓河内班」と「いなば西郷自然教室:杣小屋班」としました。
「いなば西郷:杣小屋班」はかつての『熱田』の復活を図ります。『熱田』での生活は過酷でした。それに三度の食事だけでなく、マキ割りなどたくさんの仕事がありました。仲間やリーダーと協力して生活を創っていく、そこが醍醐味であり、子どもたちもよく働き、よく遊び、楽しんでいました。
小学高学年はゴマメとして仲間に加わり、経験を積んだ中学生が先頭に立ち、リーダーの自覚を持った高校生が兄貴・姉貴分として世話を焼き、若い大学生や社会人が全体の切り盛りをする。『熱田』は大阪自然教室が目指す異年齢集団による育ちの原点でした。
一昨年秋から始めていた家の中の整理も終わり、軒先に食堂を兼ねたスペースを設けるなど、夏のための外回りの整備はとりあえず終わりました。昔の『熱田』と比べて、ちょっと快適すぎるのではとの声もありますが・・。
8泊にチャレンジしたい!方は併せてお知らせください。8泊の費用はプラス14,000円です。
二班一緒に同じ貸切バスです。集合はJR新大阪駅に午前8時15分、解散は同じ新大阪駅に午後6時です。
■お申込み方法
お手元に申し込み用紙をお持ちの方は、漏れなくご記入の上、事務所までご送付ください。初めて参加される方、申し込み用紙をお持ちではない方は、次の問い合わせ先まで参加希望をお知らせください。確認の上、申し込み用紙を送付します。
問い合わせ先 西村(📱携帯: 090-1149-4326、✉メール: お問い合わせへ)
受け付けが終わりましたら、集合・解散の場所と時間、持ち物や参加費用の振り込みについてのご案内をお送りします。複数の企画に参加することも可能です。なお、登録料(2,000円)は保険代などにあてる費用です。月例会会員の方はすでに支払っていただいていますので、登録料を省いた金額となります。また、月例会会員外の方で二企画に参加される場合は登録料は一度のみとなります。(冬休み企画・春休み企画にも有効です)
■子ども会議について
「いなば西郷:杣小屋班」は打合せ会(子ども会議)を自然教室事務所で行います。なにをやるかは子ども会議からスタートしますので、その日か、別に設定する予備日に必ず参加してください。
■アトピー性皮膚炎、アレルギーについて
申込用紙の「アレルギーがありますか」の欄に内容と対処について詳しくお書きください。特に除去する食材がある方は必ず連絡下さい。「いなば西郷:弓河内班」・「祝島」・「生水の郷」ではリーダーが食事を作るので、少しでも対応できるように検討します。
「いなば西郷:杣小屋班」と「四万十」の食事は細かい配慮はできそうにありません。