週末から下り坂に向かった天気。
当日の朝は雨は降っていないものの、今にもな曇り空で、問い合わせが多くあった。
例会があるのかどうかを気にして電話があるということは、それだけその日を楽しみにしてくれている人がいるということで、うれしい。

しかし明らかに雨とわかっている状況で、山の中を歩き回るわけにも行かず、今回は変則的に1時までと短縮した例会になった。

危険なことをあえてやってみることに、自然教室の面白さの1つがあるのだが、ゲリラ豪雨などが取り沙汰された近年、一線を越えることには大きなリスクを伴う。そうなっては楽しい思い出ではなくなってしまう。

さすがに今回の参加者は少なく、いつも15を超える人数の2年生もたったの3人だった。当然といえば当然だが。

自然のツルを使ってブランコをしたり、川をせき止める、自然のダムを石や砂利やコケを使って建設したり。短いながらもなかなか楽しめた1日だった。

落合谷の谷道をしばらく登って行った先に、南西にそれる谷があり、冬の不自由教室でキャンプ地になったりするのだが、その入り口でともひさが大量のキクラゲを発見した。1人の子どもが「耳みたい」と言ったように、木耳、という字を書く。中華料理の定番だ。

さて一方、今回のように明らかにリーダーの数が多過ぎる場合は、特に編成してリーダー班を作り、研修という形で少し難しいコースを行く。
一例として、ゴール地点を1点決定し、現在地から何があろうと直線でゴールまで歩く、といったようなもの。
今回のリーダー班引率は六郎だった。洞窟探検をしたらしい。

今回は時間も短く、雨ということもあって消化不良な例会になった。
とはいうものの、たまにこういった空間で少人数でやるのも楽しい。
沖縄では既に梅雨入りとのこと。来月も晴天の可能性の低い例会だが、雨の中を歩く良さもたまには感じてほしい。
リーダーは雨でも多分駅で待っています。