「夏にしっかり気温が上がり」、
「十分な雨が降った上で」、
「冬、一気に寒さが増す」ことが、美しい紅葉の条件と言うが、今年の夏は暑さも雨も中途半端で、好条件とは言えない。

箕面の木々も、見たところ紅葉本番はまだもう少し先か、と思わせる様子だったが、どこまで美しく色づくだろうか。ピークを迎えぬうちに冬になりそうな予感もあるが。

先月は少ないメンバーでこぢんまりとした例会だったが、今月はいつも通りのがっつり2年。もう誰がだれだかわかりません。

桜広場への道すがらシイの実を拾い、さらに尾根道を登りほおの葉を探す。
散り落ちて乾燥した葉を潰すと、独特の香ばしい匂いがし、この香りは好き嫌いが別れるものの郷土料理の材料になったりしている。

ハート広場で昼食をとり、同時にシイの実を炒り、ホウ葉味噌を造る。味噌の具に、ネギ、エノキダケなど。この辺の仕込みは主婦、目連の腕の見せ所だ。というよりむしろ丸投げしてみた。うまかった。
ホウ葉味噌がうまいとなると、酒、ではなかった、おいしいご飯がほしくなるのだが、諸事情により今回ご飯は炊かなかった。
農家のともひさが前日に脱穀してきたおいしいお米も準備されていたのだがご飯は炊かなかった。火気もあったのだがご飯は炊かなかった。特に理由はない。

験輝がコッフェル(米を炊いたりできる鍋)を忘れたのだが、その後展望台で叫んだりしながら歩いているうちに結局集合時間に遅れてしまった。

来月は天王山。また一段と寒くなっていることだろうが、この例会後のおれのように風邪で寝込んだりせずに元気に参加してほしいものだ。あ~咳止まらね~・・・。