滝道を下る川に大きな鯉がいて、暖かい頃には小石を落とすと餌と間違えて寄ってくるが、この時期はひとつ所に集まり、ひたすらじっとしている。

池には氷ができており、またよく探すと氷の水のちょうど中間のような、シャーベットのような状態の水を見つけることもできた。
木陰の冷たいところには、うっすらと昨日の雪が残っている。これが本番の日なら、初雪を見られた子も多かったのだろうが、週明けて、少し気温が上がってきている。どうせならがっつり冷えてくれたほうが、季節を感じられていい。朝起きるのがとっても辛くなるのだが。

暖かければ、落ち葉や松ぼっくりを使ってリースを作ろうか。寒ければ、少し長く歩いて体を温めようか。これから本番までの数日、毎日の気温の推移を見守る毎日になりそうである。