新年度をひかえお試し期間が始まった。
これまで親班に連れられて参加してくれていた1年生も2人、2年生のルートに同行した。

今回は寒くもあったし、いたる所に落ち葉が落ちていたので、焼き芋でもしてみようということになった。
おなじみともひさは宇治田原という京都の外れで農家の子であり、サツマイモを持ってきてくれた、どころか「ノビル(ネギの細いやつ。根っこがうまい)もいる~?」とも言ってくれる。
おれはてっきり「ノビルも栽培してるんや~」と喜んでいると、「アホ。そこらじゅうに勝手に生えてるんや」と六郎。そりゃそうか・・・。

桜広場は焼却炉の跡が残されており、昔は野焼きなどもしていたということで近場ではまずまず落ち葉焚きをしやすいだろうと向かった。斜面から大量の落ち葉と、焚付けの枝を集める。一方イモを水に濡らした新聞紙でくるみ、さらにアルミホイルで包む。
調べたところによるとじっくりおき火を作り1時間以上も焼かなければおいしくできあがらないそうだ。

最近の子は自然の火を目にしたり触れたりする機会がとても少ないようで、興味津々でほじくり返すものだから、イモをじっくり焼くためのおき火ができず、「さわるなゆ~とんねんっ」と制止しては崩されの連続だった。
残念なのは、煙を見つけた管理局の人に止められ、焼きあがる手前で消化せざるをえなくなったことだが、少しだけ焼けた周りをかじっていたのが1年の少女というのが、頼もしい。

昼食後は桜広場をあとにし、ハート広場などをぐるっと周って帰ってきたが、1年生は体力もなかなかのもので、遅れずについてきた。
お試し期間は来月も継続中である。
みんな、友だち連れてきてね!
体験参加の際は事前にご一報を。