前回の下見報告で「三寒四温」と書いたが、例会当日はその「四温」にあたったようで過ごしやすい一日だった。野草もしっかり顔を出し、2年と新1年の手でも簡単に集めることができた。
ちなみにちょうど1年前、彼らにとって初の例会参加となったこの光明池では、少し目を離すとあらぬ方向へ旅立ってしまう子が大勢おり、事故なく道路を横断できただけで奇跡と感動していたものだが、1年たった今、素直に言うことを聞かないまでも危ない所では少しおとなしくなる2年の子を見て、成長したもんだと嬉しくなった。
今年の2年はたくましさの割には例会で作った手作りのお菓子なんかをあまり食べずに、リーダーは悔しい思いをしたものだが、今月のチヂミは意外にも好評で即完売となった。
多分おれのチヂミのひっくり返し方があまりにも上手く、おいしそうに見えたのだろう。
お昼からの遊び大会は最高のコンディションだった。
毎年、週末から雨が降り最悪の状態で遊ばなければならないことが多いのだが、今回は乾きすぎた地面が砂埃をあげ、水撒きをしなければならないほどだ。
午前中に少し遠出をしすぎたため、2年だけでの遊び時間は十分にとれなかったが、
「うさぎとうさぎ小屋」、「アミ人間」など、思いっきり体を動かした。
最後は恒例の「人間狩り」。
作戦と思い切りとチームワークが物を言う、なかなか深いゲームだ。
初参加のあきらも、自然教室に参加なんてしなけりゃあんなすり傷つくることもなかったのだろうが、まぁそれもいい経験だろう。
来月からは新年度、新しい学年割での出発だ。
この1年初めての子ばかりの2年生、本当に楽しかった。
大きくなっても参加し続け、高校生になり、大学生になり、
共にリーダーとして自然教室を楽しめる仲間が増えてくれることを祈る。