今は関東で仕事をしている私ですが、子どもの頃に大阪自然教室で経験したことが大人になって役立つことがあって嬉しくなったので少しご紹介。
子どもの頃に参加した夏の特別教室で、全然車の来ない田舎の道路の真ん中に寝転がって(こんな経験も初めて♡)、満点の星を見ながらリーダーに一つずつ教えてもらった星座の知識、神話の数々に魅せられて、子ども雅美はとても星が好きになりました。
一等星の名前を全部覚える、星座としてはメジャーでも星としては確認することがとても困難な星座もある12星座をすべて見つける、北の空だけではなくインディアン座、ハエ座、かみのけ座、カメレオン座など、聞きなれなさすぎる不思議な南半球の星座も全部覚える、肉眼で見える星団・星雲も全天覚えるなど、いずれも子ども雅美が会員時代に一生懸命やっていたことです。
そして話は現代へ…。
先日出張で東ティモールという国に行ってきたのですが、南半球にあるため見慣れない星だらけなだけはなく、見慣れているはずの北半球の星もすべて逆さまという難易度の高い星空でした。
しかーし、子どもの頃に必要以上に全天の星座について勉強したわたしは南十字星も、フェイク十字も、ジュエルボックスと呼ばれる色とりどりの星が集まった星座銀座みたいな一角も、コールサックと呼ばれる暗黒星雲も、マゼラン大星雲も小星雲もとっても簡単に見つけることができるのです。
同行者も少しひいてしまうくらい説明できるのです。
それもこれも夏の特別教室で、恐怖の肝試し前にドキドキしながら見上げた漆黒の闇にきらめく星を、子ども雅美にていねいに教えてくれたリーダーのおかげだなぁと東ティモールの空を見ながら懐かしく回想しました。
もうちょっと書くと、都会の空は白っぽいですが、夜の空が黒いことを知ったのも大阪自然教室がきっかけ。「あのゆっくり動いてるのが人工衛星やで」とリーダーに教えてもらい、人工衛星が肉眼で見えるものだと知ったのも大阪自然教室がきっかけ。
他にも色々子どもの頃にやっていて今役立っていることがありますが、それらはまた追々ご紹介できればと考えております。
では今日はこの辺で。