いなば西郷、引き続き受付中!

「夏のいなば西郷」の準備のため、海の日の連休に「いなば西郷:鳥取市河原町西郷地区」に行き、フィールドの確認、ルート作りの草刈り、地元の人たちと打ち合わせをしてきました。

先日の西日本豪雨、鳥取県東部にも大雨洪水警報が発令し、時間あたり降雨がかなりの量になっていました。下見のための事前連絡では、雨はよく降ったものの、この夏に子どもたちが遊ぶ曳田(ひけた)川は警戒水位まではいたらなかったようです。
また、「いなば西郷」に移るまで活動していた、同じ鳥取県智頭町那岐地区では、旧知の方にお話を電話で聞いてみると、土師川の上流にあたる那岐山あたりに大量の雨が降ったそうで、一時、堤防の低い那岐ショップの前の橋では警戒水位近くまでいったそうです。
ただ、雨は那岐山の反対側の岡山県津山市の方にさらに降ったようで、那岐地区を通る因美線は岡山側の崩壊でまだ不通になっています。

7月14日・15日は手分けして弓河内集落と杣小屋集落のフィールド確認や川原への道の草刈り、杣小屋では家の周りだけでなく、人が住んでいないため周辺を広範囲に草刈りをして、16日の昼まで草刈り機が終日フル回転する音が響いていました。
 

(写真左:「男淵」の水泳場への道、右: 草刈りの前と後)

今回の西日本豪雨による大雨により、やはり曳田川は昨年より水量も多く、流れも早く感じました。川はびっくりするくらい澄んでいて、深い淵でも透明度は高かったです。流れの緩やかな淵では落ち葉などの有機物が沈殿して濁っていることがあるんですが、去年の台風と今回の豪雨ですっかり流されたからでしょう。川の雰囲気も変わっていて、男淵ではそこそこ大きな岩が流されていました。

大阪へ帰る前、16日午後に弓河内集落の方と打ち合わせをしました。
これまで地元の方との事前の打ち合わせには、西村と春日と担当のメインリーダーの5・6名で済ませ、残りは作業を継続していましたが、今回は逆にベテランのリーダーを残して、高校生リーダーを含めて若いリーダーたちにも、どんな人たちとどんな話をしているか知ってもらおうと、多数のリーダーに出席してもらいました。

集落からも、公民館の調理場使用の確認のために今回初めて婦人会の代表中塚さんにも来ていただき、調理場の使い方・後片付けを確認しました。

フィールドについての情報交換や近頃の西郷地区の動きなどもお聞きしました。こちらからは弓河内の裏山にある兵円牧場での星空観察を手伝っていただけないかとお願いしました。県立の兵円牧場はなだらかな稜線を利用した広い牧場だったんですが、下から水を運ぶポンプが故障して現在は使用されていません。かなりの広さがあるため下界の明かりに邪魔されず、360度全天の視界が期待できそうです。

ところで、7月16日現在の応募状況ですが、
これまで報告していますように、「祝島」は優先順位を設けた6月30日までに27名の申込があり、優先順位により17名、2回目の5年生は兄弟が「四万十」に行くなど事情を配慮した2名の合計19名を受け付けたところで終了しました。

「生水の郷」は7月7日の夜までは募集14名に対して10名でしかなく、これでキャンセルがでたら助成金を活用する必要人数の10名を切るので、今年もやばいかなと思っていたら、翌日メールで2名の申込があリほっとしたところ、これを皮切りに、翌日から2日間で2名、3名、2名、1名と申し込みがありました。こんなことは「夏の生水の郷」では初めてです。泊めていただく水田さんのお家のキャパから16名までを受け付けることにして、残りの方には申し込みを断らざるを得ませんでした。その後も打診が続いています。

「四万十」は中学生へのスッテプアップ企画と位置づけており、いちおう募集の目安は12名ですが、担当するリーダー構成や子どもたちの経験を考慮して無理はせず、小六は制限することもありますが、結局、今年は1名となりました。
毎年中学生は参加の意欲はたくさんあります。今年も事前に担当リーダーが打診したところでは、16名ほどが日程の調整ができたらという返答でしたが、やはり、部活や塾との調整がつかず8名、合計9名となり、受付も終了しました。

「いなば西郷」ですが、高学年の「杣小屋班」は「祝島」をはみ出した小5にも積極的に声を掛けました。その結果、参加者は11名になり、8泊は8名、4泊3名(うち、1名は8泊含み)です。小五の8泊は6名です。参加者はまだ1・2名は増えそうです。

問題は「弓河内班」です。8月4日~8日の第一期が12名、8日~12日の第二期は9名、合計21名と募集人数の36名の6割しかなく、助成金の使用に必要な人数にするためには、5・6名の上積みが必要です。
さらに、現在各班3人体制でリーダーの担当が決まっていますが、人数を減らさず各班をまわすには各期それぞれ15名は欲しいところです。「いなば西郷」は〆切を19日間で延長していますが、今週末、いや来週でも申込は受け付けます。

[企画詳細]
いなば西郷 弓河内班 第一期 (8/4-8/8)
いなば西郷 弓河内班 第二期 (8/8-8/12)

問い合わせ先 西村(📱携帯: 090-1149-4326、✉メール: お問い合わせへ)